地球
太陽系第3惑星であり、今のところ宇宙で生命の存在が確認された唯一の天体。太陽から適度な距離で形成された原始地球だったが、誕生まもない頃は隕石の衝突が絶えず、ついには衝突時に解放された熱エネルギーによって地球の表面全体が溶けたマグマオーシャンと呼ばれる状態になった。マグマオーシャン時代の地球大気の主成分は二酸化炭素であり、その温室効果で気温も高温で水は全て蒸発していた。しかし、時間が経ち、衝突が減ってくると地球は冷えていった。すると大気中の水蒸気は雨となり、地上に降り注いだ。この気化熱でさらに気温は低下し、次の雨を呼んだ。そうして、降り続いた雨は地上に溜まり、海を形成した。海は大気中の二酸化炭素を吸収し、温室効果を抑えた。やがて海に光合成を行う生命が誕生、海中に酸素を放出した。その酸素の一部は遥か上空まで昇っていき、オゾン層をつくった。放射線から保護されるようになった地上には植物が進出し、光合成で酸素を作り出した。陸上に酸素が満ちてくると植物の後を追うように一部の魚類も進出。進化を繰り返し豊かな生態系をつくった。
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