ブラックホール

太陽の30倍以上の質量を持つ恒星が死後に残す天体。星の死後に残された中心核の重さが太陽の1.4倍以内なら白色矮星、1.4倍〜2倍なら中性子星ができる。しかし、2倍以上だと中性子星も崩壊して、光さえ吸い込むブラックホールが誕生する。そのブラックホールは中心部に物体の密度を無限大にする特異点、そこからシュヴァルツシルド半径分離れた場所に事象の地平線という構造をしている。仮に直進する宇宙船の前にブラックホールがあったとしよう。ブラック<ホールに近づいていくと宇宙船には強大な強大な重力がかかるのだが、宇宙船の先端と最後尾ではブラックホールまでの距離が異なるため、かかり方に差が生じる。この重力の差が潮汐力である。それにより、宇宙船は糸のように細く引き伸ばされ、宇宙船→金属板→分子→原子→陽子、原子核→クォーク→素粒子、という感じで粉々にされる。同じように中にいるパイロットも右肩と左肩を引っ付けられる感じで引き伸ばされ、バラバラにされてしまう。しかしこの間、0.数秒なので痛みは感じないかもしれない。ちなみにブラックホールには、シュヴァルツシルド・ブラックホールカー・ブラックホールライスナー・ノルドシュトローム・ブラックホールカー・ライスナー・ノルドシュトローム・ブラックホールという4つのタイプがある。


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