シュヴァルツシルド半径


ブラックホールの実質的半径のこと。これよりも内側に入ると光さえ脱出できない境界線を事象の地平線というが、そこから中心までの距離のことをシュヴァルツシルド半径という。シュヴァルツシルド半径は天体の質量に比例して大きくなる。例えば、太陽質量のシュヴァルツシルド半径3kmで、太陽をこれ以下の大きさに圧縮するとブラックホールになる。また、太陽の10倍の質量が半径30km(シュヴァルツシルド半径)以下の範囲に集中していれば、そこにブラックホールがあると断定することができる、というようにブラックホール探しにおいても重要な意味を持っている。。





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