ウォルフ・ライエ星


晩年の大質量星は最も外側に水素の層があり、内部へいくにつれ、ヘリウム、炭素、酸素などの層が存在している。しかし、大質量星の中には時速700〜900万kmにも達する恒星風で外層部を吹き飛ばし、ヘリウムや炭素の層がむき出しになっている星がある。このような星をウォルフ・ライエ星と言う。ウォルフ・ライエ星の表面温度は普通の恒星より高く、10万度前後の星もある。ウォルフ・ライエ星は晩年の大質量星であるため、いずれ超新星爆発を起すとみられる。




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