フリー-2歳(1章〜)
名前は自由気ままな性格から。3羽いる主役のうちの1羽。ポジティブで常に前を見ている。寝つきが異様に早い。
ロン-2歳(2章〜)
名前は理論、論理的の論(ロン)から。3羽いる主役のうちの1羽。いつも敬語で、難解な言葉を使う。一応、ブレーン役。
カレン-2歳(2章〜)
3羽いる主役のうちの1羽。名前はテキトー。カレンだけ和風な名前ですが、特に意味はありません。
ウィーク-生後半年(2章〜)
名前は弱いという意味。飛び方を習う前に両親を亡くす。兄弟はフリー達の助けで何とか巣立ちますが、ウィークだけ残されることに。
長老-8歳(1章〜)
島の最高齢だが、おかげでいつ死んでもおかしくないと思われている。ウィークと長老は同じ種類の鳥ですが、フリー達とは違います。フリー達より暑さにつよいため長老とウィークは島に残ります。また長老とウィークは血縁関係なしです。
クイック-4歳(6章〜)
フリー達の所属する群れのリーダー。名前は早とちりの早(クイック)から。(ただしクイックに早とちりという意味はなし)フリー達が合流できず、本当に群れの数が足りなかったのに数え間違いと判断。その数え間違いから副リーダーに自身を降格させるが、後に復帰。
ピーター-3歳(6章〜)
名前はピンチヒッターを縮めたもの。フリー達の所属する群れの副リーダー。上記の理由で降格したクイックの代わりにリーダーとなります。しかし自身もフリー達がいないことに気付かず、責任を感じてまた副リーダーに。
キケロ-7歳(6章〜28章)
名前は古代の政治家から。フリー達の所属する群れの名誉リーダー。体力の限界から大樹編で他の年配の鳥と共に群れから離脱。
グスタフ-3歳(9章〜)
名前はナチスドイツの特大列車砲から。フリー達の所属する群れで断トツの体力と力を持っている。
ユグノ-5歳(17章〜28章)
大陸の大樹に住む群れのリーダー。
ウインク-生後半年(25章〜31章)
大樹に住むメスの鳥。ウィークと同じく、飛べるようになる前に親を亡くす。
ディエム(34章〜)
名前はラテン語で”今、この瞬間を生きる”、という意味の”カルペ・ディエム”から。火山下の森に住む群れのリーダー。この群れは文法の過去形、未来形、過去や未来という概念を持たない。しかしディエムは知力が高く、通りすがりの鳥に教えてもらい、理解できた。
ディアン(37章〜)
名前は守護者という意味のガーディアンから。火山下の森に住む群れの一員。群れの住む森にのみあり、群れの結束の象徴である輝く花の見張り役。
イモムシ(2章〜)
ウィークと同じ木に住むイモムシ。ウィークを見守ったり、ウィークに助けられたりと不思議な関係。
南の島のフクロウ(5章〜6章)
北に行ったつもりが南に来てしまったフリー達に北がどっちかを教えた。兄弟の影響で言葉がすごいことになっている。
猛禽類(9章〜10章)
2羽で群れを襲うが、グスタフに撃退される。
シャチ(16章)
わざと食べ残した魚をエサに群れをおびき寄せ、5頭で群れを襲撃。30羽の命を奪う。また21章では別のシャチ3頭がアザラシ3兄弟を襲う。
アザラシ3兄弟(19章〜21章)
親とはぐれ、氷に乗ったまま漂流状態に。その最中、フリー達と出会う。その後、弱肉強食という自然の掟の前に散る。
アザラシ(20章〜)
アザラシ3兄弟の父親。単身、3兄弟の捜索に出てフリー達と出会う。