XXX移住計画

月は最も地球に近い天体であるため、物資の輸送が便利で、都市建設もやり易いです。その建設作業は、動力は発電衛星や太陽電池で作り出す電気、水は水星と同じ方法で(月の極地方のクレーターの底にも氷が存在している可能性がある)、食料と酸素は培養液と太陽光を使った植物工場でまかない、ゲートで何重にも区切った出入り口を整備したドーム内に住居空間を造る、っといった感じで進めていきます。また、住居空間と植物工場をチューブ状の通路で直結すれば勝手に酸素が満ちていきますし、食料も運び易いです。外出は宇宙服を着て好き勝手にすれば良いでしょう。そして、月の裏側には天文台を造りまくります。空気がないので光の揺らぎがなく、裏側だと明るい地球も永遠に見えない、っと天体観測には絶好の場所です。月の地表には大気に吸収されることなく様々な波長の電磁波が降ってくるため、可視光線以外の分野でも素晴らしい成果を上げられることでしょう。

まとめ


火星
火星は実際にテラフォーミングの研究対象になっているだけあって、私の妄想上でもやり易いです。それでも、火星の環境は最高気温10〜20度、最低気温-120〜-130度、気圧6ヘクトパスカル、酸素無し、と厳しいです。まず、気温を上げるため、火星の北極と南極にミサイルの雨を降らせます。すると、極地にあるドライアイスが昇華して大量の二酸化炭素が発生します。その二酸化炭素による温室効果で、火星の気温はどんどん上がっていきます。それによって空襲を逃れたドライアイスも昇華、二酸化炭素となり、温室効果を加速させていきます。気温と気圧が高くなってくると、地下の永久凍土が溶けて海や川となります。
 次に地球大気の大部分を占める窒素をつくるため、バクテリア入り培養液を散布しまくります。さらに、酸素を発生させるために植物を植えます。時間をかけ、コケ→雑草→背の低い木→背の高い木と植物を段階的に植えて森を作ります。森が生成した酸素は上空まで昇っていき、太陽光と反応してオゾンになります。これが繰り返され、火星にオゾン層が出来れば地上は太陽風や放射線から保護されます。これで、火星の環境は生身の人間が生活できるレベルになったと言えるでしょう。生活に必要なエネルギーは発電衛星、太陽電池、風力発電で生み出します。上記のプランが成功すれば火星は重力を除けば地球とほぼ同じ環境になりますので後は、出来る限りの発展を目指すのみです。

まとめ

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