風の通り道


空から吹き抜ける風の通り道
過去を貫いて未来へと続く…


風が伝える空の青さで
今すぐ僕の心を染めてしまいたい
どんな嵐にも負けない不屈の色で
君への素直な気持ちを飾れたらいいのに

僕は冷たい雨に叩かれてばかりさ
でもその先には虹の下で待っている君がいる
だから生きていけるんだろう

駆け抜ける風の通り道に
僕の想いを置いたら君に届くのかな
雲のように儚い恋心
いつか君が解かってくれること信じてるよ


風が誘う地平線の向こう
僕はいつか君を連れて行ってみたい
見たこと無い景色ふたりの秘密の場所
木漏れ日の中で希望の呼び声を聞いてみよう

明日を滲ませる涙をぬぐってくれる風
期待するだけの僕は止めて自分で創り出すよ
君の涙を乾かすために

果てしない風の通り道を
二人だけで何処までも旅していけるかな
僕の手に在る君の想い
遥か未来で返すとき添えたいのは真実


夜になってもやまぬ風に抱かれ
星と星を結んで描いた未来図を
月の光で照らし出して
確かなモノに変えていこう


爽やかな風の通り道に
独りで立っている君の心が透けていく
僕にとっての君への想いを
風が奏でる春の旋律の中で届けるよ

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