永遠の唄


昨日 見た夢がガラクタに
変わっていく 音を立てながら
壊れやすいものほど綺麗に輝く

色褪せた虹の最後の叫びが
新しい太陽を呼ぶ

春風の唄の儚きメロディー
また夢 敗れる季節を奏でる
枯れるために咲く恋はないから
僕にも叶えられる想いがある


明日 聴く声も次の日に
途絶えていく 何も残さずに
奪われやすいものほど僕を惹きつける

ヒビ割れた橋の向こうで木漏れ日が
使い捨ての願いを抱く

満月の唄の煌めくメロディー
また夜 薄れて終りを囁く
沈むために昇る月は無いから
僕にも見つめ合える君がいる


生まれては消える風だって
多くの命を包めるから
こんなちっぽけな僕でも
いつか君を守れる日がくる


永遠の唄の溢れるメロディー
また夢 失った世界に響くよ
哀しむために出会うことは無いから
僕にも側に愛しい人がいる

共に生きていくべき君が…

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