雪の華


静寂の街 白い夜空
今年もまた私が降り立つ季節
全てを求め全てに飽きてく人
いずれ私も忘れられるでしょう

だけどこれが私の運命なら
何度でも四季の刹那に舞いそして消えよう

私が咲いた時あなたは笑うでしょう
大切な誰かと共に
それがあなたの思い出となれば
きっと私は幸せでしょう


また一つ愛が欠片となり
行き場を見失って立ち尽くしてる
私も同じ儚い光だから
共に寄り添い春を迎えましょう

そして夏と秋を静かに越えて
もう一度冬を迎え次の華を咲かそう

私が枯れた時あなたは笑うでしょう
新しい出逢いを想い
それが膨らみ恋へと変われば
ずっと私は見守るでしょう

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