指折り


君と出会えたのは運命かどうか
悩むことに意味はあるよ
僕の隣にただ君がいる
それ以上に望むものがあればね

汚い走り書きが手帳を埋めてく
時が経つほどに 速度を上げ続けながら…

君との想い出を指折り数える
十本じゃ足りない 分ってるけど
どうしても確かめずにはいられない
一つとして忘れたくないから


君の涙を見る事より僕は
辛いことを知らないんだ
もしも魔法が使えるなら
君の悲しみ全て僕に背負わせて

都会の星空のような二人の世界
弱い光だけど 確かに存在してるよ

君との時間を指折り数える
時計でもできない 当たり前だね
この世には二人で過ごす幸せを
測る単位なんてないんだから

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