エクストリーム


真っ白な世界 遥かな丘の上
雲に手が届きそう 大げさな期待と
どこからか湧き出す緊張感いだき
ゆっくり空へ向かう 待ちきれない

足を開く角度とか手の位置なんて
どうでもいい 無邪気に始めよう

風に乗った雪の粒を追い越して
直滑降 痛いくらいフルスピード
誰もを抜いてフラッグかすめて
最後は雪煙あげて止まる


夜になっても輝くカーテンの下
いつまでも激しく揺れ続ける視界
ジャンプすればただ風の音が響いてる
どこへ向かうかなんて雪に聞いて?

冬の寒さなんて汗に変えてしまう
怖いくらい高まる加速度

ひどくなる吹雪さえ切り裂いて
崖の様 急斜面駆け滑る
目の前ふさぐ岩をかわして
極限のスリル感じてたい

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