口笛


友達同士だったころ僕が口笛吹けば
君も合わせて吹いていたね
でも君の口笛は上手くなくて
何度からかっていただろう

だけど今はそんな日々も遥か遠く
たった一言が言えなかったせいで…

僕は今日も口笛を吹いているよ
どこかで君が聞いてる気がして
何度も奏でた詞のないラブソング
僕らの何を変えただろう?


二人で歩いていた通り 深く雪に染まり
君の足跡かき消してく
よく一緒に通ってた店が閉まり
何故か僕は怖いと思った

だけど僕は君を忘れてないから
君の居場所に僕はなりたいよ

君は今日も口笛を吹いているの?
少しは上手くなってるのかな?
もう一度聞かせてよ 君だけの音
今度はからかわないから


君との距離は果てしないけど
きっと埋められる“好き”の一言で

僕は今日も口笛を吹いているよ
どこかで君が聞いてる気がして
いつまでも途切れない 君宛ての想い
今なら素直に言えるのに…

もどる

TOP