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地球外文明はあるか!?
〜ドレイク方程式〜

ドレイク方程式はアメリカのドレイクという天文学者が考えた銀河系内にある地球外文明の数を求める式で、銀河系内に存在する文明の数をNとすると…
N=N*×fp×ne×fl×fi×fc×L
という式です。では、実際に計算してみましょう。
*
ここには、一年間で誕生する恒星の数が入ります。銀河系は2000億の恒星を持っていて、約100億歳なので、N*=20。
fp
ここには、恒星の周囲に惑星が形成される確率が入ります。連星系では惑星が生まれ難いので恒星は単独で生まれなければいけません。太陽系の近所で単独で存在している恒星は約半分。そして単独星の5個に4個は惑星を持っていることにすると、fp=0.4。
ne
ここには、惑星が生命を育むのにふさわしい環境を持つ確率が入ります。まず、熱過ぎず寒過ぎない表面温度が必要です。それには、恒星からの距離が適切でなければいけません。太陽系の地球を例にして9分の1とします。次に、重力が適切でなければいけません。弱過ぎれば空気を保てませんし、強過ぎても生命に悪影響を与えるでしょう。太陽系で適切な重力を持っているのは地球と金星、よって9分の2とします。ここまで、環境が整っていても長続きしなければ意味がありません。それには、恒星の寿命が重要になってきます。太陽系の太陽は宇宙では凡人とでもいうべき星なので、2個に1個は太陽並みの寿命を持つことにします。以上を総合して、ne=0.01。
fl
ここには、上記の条件を全てクリアした惑星で生命が誕生する確率が入ります。ここまで、環境が整った惑星なら、ほぼ間違いなく生命は誕生するだろう、というわけで、fl=0.9。
fi
fi=0.01。−判断理由
fc
ここには、知的生物の文明が他星系へ向け電波を送信したり、星系外からの電波を受信できるレベルにまで発達する確率が入ります。便利さを追い求めるのは知的生物の宿命であり、その結果、必ず電波通信を使用するようになると仮定します。よって、fc=1。
L
ここには、上記の電波文明の寿命が入ります。例えば、お互いの電波文明の寿命を100年、相手の星までの距離を1000光年とします。現在、銀河系は100億歳と言われています。すると、人間が相手文明の存在に気付くには、100億年中の100年の一部分が1000年の間隔を空けて重なる必要があり<ます。このような、奇跡が起きる確率は相手文明の寿命が長いほど高くなります。"L"にはそういう意味があるわけです。適当に1000年にしてみます。よって、L=1000。これで、全ての数値が出ました。早速ドレイク方程式に代入してみると…
20×0.4×0.01×0.9×0.01×1×1000=0.72
星の個数に小数点以下は無いので、小数点以下第一位を四捨五入して1とします。つまり、私の式では、銀河内にある文明は人間の築いた文明だけ、つまり、銀河内に地球外文明は存在しないことになります。しかし、"N*"以外の値は人によって考え方が全然違います。皆さんも自分独自の数値を考えてください。

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